ゴム連合 第10期運動方針を決定

2014年09月22日

ゴムタイムス社

 ゴム連合は9月4~5日の両日、琵琶湖グランドホテル(滋賀県大津市)で第10期定期大会を開催し、2014年度の運動方針を決定した。

 具体的取り組みは次の通り。

 〈雇用といのちを守る取り組み〉
 ▽雇用確保の取り組み=ゴム産業に集う全ての労働者が誇りを持ち、生きがい働きがいを感じて安心して生活がおくれることを目指して、その基本となる雇用の確保に向けて取り組む。雇用確保のためには各企業の労使が相互信頼をベースに、企業が健全な状況で収益を確保し、持続的に発展していくことが前提となる。そのためには取り巻く環境を正しく認識するとともに情報を共有化し、自ら主体的に課題を探求し、課題解決の道を見出していくことが大切であり、こうしたことが企業基盤強化にもつながる。
 ゴム連合は、部門別協議会や地区別協議会とも連携して雇用確保の取り組みを、連合全体で支援していく。

 ▽労使関係の充実=ゴム連合は、健全で良好な労使関係づくりに向けて、ゴム産業労使懇談会の開催をはじめ、各企業・単組に共通する課題について、共に学び、情報交換し相談しあえる関係づくりに向けて一層の取り組み強化を図っていく。

 ▽産業対策の取り組み=将来にわたり、ゴム産業が発展することで、そこで働く労働者が安心して生活を送れる魅力あるゴム産業を目指すためには産業政策の取り組みは不可欠。各単組労使だけでは解決できない課題や問題に産別として取り組みを進める。

 ▽安全衛生活動=、ゴム連合に集う全ての人々が安全で健康かつ快適に働くことができ、安心して生活が送れるようにする。不慮の労働災害によって倒れてしまうことは、働く者自身にとっても、その家族や友人、職場の仲間にとっても不幸なことであり、決してあってはならないことである。「安全は全てに優先する」との基本姿勢で、各単組が自ら考え主体的に安全衛生に関する課題改善が図れるよう、情報の収集・共有化、考え方・手段・手法の共有化などを行い、各単組の活動の充実に向けて取り組みを進める。また、ゴム連合安全衛生とりくみ指針の第11期定期見直しに向け

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