東洋ゴム グループCSR報告書2014を発行

2014年08月01日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は7月31日、同社グループが2013年度に取り組んだCSR(企業の社会的責任)に関する活動実績をまとめ、「東洋ゴムグループCSR報告書2014」として編集・発行したと発表した。

 同社グループは6月、多様化・複雑化する経営環境の変化に応じ、さらに高いステージへと挑戦する意思表示として、3ヵ年の新中期経営計画「中計’14 GO BEYOND ~いまを超えていく~」を発表した。持続的な成長と発展を強固なものにするためには、経営基盤であるコーポレート機能の充実が不可欠であり、同社はグループのCSR経営においても、活動と体制のさらなるレベルアップを図る新たなステージを迎えているとしている。

 こうした背景や社内外の環境変化を受け、今後進むべき方向性と取り組むべき課題を明確にするべく、5月に新たなCSR方針を策定した。同報告書は2部構成をとり、前半の特集ページでは、コーポレート・ガバナンスやコンプライアンスなどのCSR経営の基盤、新CSR方針の基本方針、および重点テーマの紹介、そしてそのテーマに沿った2013年度の活動報告を、また、後半ページでは社会、ステークホルダー、環境におけるそれぞれのつながり、事業活動における環境マネジメントの状況などにフォーカスを当てて、その取り組みと実績を報告している。

 体裁は、A4版カラーで日本語36ページ。ウェブサイト「CSRの取り組み」(日本語)http://www.toyo―rubber.co.jp/eco/report.htmlに掲載。英語サイトにも掲載する予定。Webサイトでは、冊子内容に加えてさらに詳細な情報を、8月末に掲載予定。

 同社グループは、今後も社会からの信頼の確保、および事業活動の持続的発展のために、さまざまなステークホルダーとの「つながり」を深めながら、適切な情報開示とCSR経営の強化を図っていくとしている。

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