【ゴム薬品特集】 神島化学工業 化成品が増収増益に

2014年08月23日

ゴムタイムス社

神島化学工業 化成品が増収増益に

 海水中のミネラル資源利用のパイオニアである神島化学工業(大阪市西区 池田和夫社長)の2013年度(14年4月期)決算は売上高は200億5200万円で前年同期に比べ16・7%増加した。営業利益は7億6000万円で同76・4%増、経常利益は6億1800万円で同125・4%増の大幅な伸びとなっている。

 総売上高の四分の一を占める化成品事業は、国内需要の不振を中国・韓国・インド・東南アジア諸国と米国への輸出拡大でカバーし売上高は54億9600万円で同7・2%増加したが、収益は原燃料の高騰、前年度に実施した大型設備投資(詫間工場能力増強)の減価償却負担が重く、6億700万円で同2・3%の微増に留まった。

 足元の需給動向については、依然、海外需要は堅調に推移しアジア地域においては

 

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