【ホース特集】 十川産業 14年度は売上5%増目標

2014年06月07日

ゴムタイムス社

関西以東での拡販を図る 6月もフル稼働が続く

 樹脂ホースの十川産業の13年度(14年3月期)の売上は、前期比5%増の見込みである。

 上半期(4―9月)は前年同期並みだったが、10月以降は同10%増で推移した。

 その要因は汎用品の需要が回復したこと。円安で自動車関連が回復し、設備の入れ替えなどで受注が増加した。利益は前期と同様、同3%増となる見通し。また最近の傾向では、代理店のインターネット販売需要も伸びている。

 一方、中国・上海の工場の業績は横ばいだった。

 同工場での製品の9割が日本への輸出であり、円安で輸入価格が上昇したことと、人件費の高騰が響いた。「安いから中国で、という図式は成り立たなくなった」と十川行洋取締役は話している。

 14年度は売上・利益ともに、前期比5%増を計画している。ちなみに、同社はOEM品の特殊グレードを4月納入分から、規格品の汎用品については5月納入分から価格改定するが、14年度の売上・利益目標には、この値上げ分は含まれていない。

 現在、同社の工場は24時間フル稼働が続いている。この状況は、消費増税後に国内需要が減少すると見られる4―6月以降も継続する予定だ。

 同社の販売シェアは関西以西が多い。このため、今後はオリンピック開催が決定したほか、首都高の改修工事、

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