豊田合成 宮城県に自動車部品の新工場を設立

2014年05月08日

ゴムタイムス社

 豊田合成は5月7日、同社の東北地域統括会社であるTG東日本が、宮城県栗原市に新工場を設立すると発表した。
 国内第3の自動車生産地域として成長が見込まれる東北地域において、顧客の現地調達ニーズに対応するとともに、地域の産業振興に貢献することをねらいに、ウェザストリップ(オートモーティブシーリング製品)とエアバッグ(セーフティシステム製品)を生産する新工場を建設し、2015年6月に生産を開始する。
 新工場名は豊田合成東日本 宮城工場(仮称)。生産品目はオートモーティブシーリング製品(ウェザストリップ、ガラスラン等)、セーフティシステム製品(助手席エアバッグ、カーテンエアバッグ等)。面積は敷地が約1万6500㎡、建屋が約9600㎡。投資額は約29億円。従業員数は約110名(2018年度見込み)。
 また、TG東日本は2015年4月に社名を「豊田合成東日本」に変更するとともに、岩手県に所在する豊田合成岩手工場を統合することで、東北地域における一層の事業強化を進めていく方針。
 豊田合成東日本(2015年4月~)は宮城県大崎市に所在。代表者は中田晃社長。設立は2013年1月。資本金は4億9000万円(現在は2000万円)。従業員数は約200名(2018年度見込み。現在は5名)。出資比率は豊田合成が100%。生産品目はオートモーティブシーリング製品(ウェザストリップ、ガラスラン等)、セーフティシステム製品(ハンドル、エアバッグ等)売上高は約50億円(2018年度見込み)。

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