東洋ゴム 新生チームでD1GP連覇に挑戦

2014年03月26日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は3月24日、同社がサポートするドリフト競技チーム「Team TOYO TIRES DRIFT」が、3月29日より始まる「2014年D1グランプリシリーズ(以下、D1GP)」に新体制で参戦すると発表した。
 同シリーズはD1コーポレーション主催。富士スピードウェイで開催される開幕戦を皮切りに、全国5会場全6戦を制し、昨年に続いて連覇をめざす。
 トラストも加わった新生「Team TOYO TIRES DRIFT」は、昨シーズンのシリーズ・チャンピオンであるエースドライバー・川畑真人選手が「NISSAN GT―R」で参戦するほか、チーム初の女性ドライバー・味元美智恵選手(2013年D1レディースリーグ シリーズ・チャンピオン)も迎え入れた。さらに上り調子の佐久間達也、内海彰乃、田所義文、田中省己、各選手を含め全6選手により、TOYO TIRESの圧倒的な存在感を生み出していく意気込みで1年間臨んでいくとしている。
 各戦の会場内ではブースを出展し、新しいデザインの2014年版グッズの販売はもちろん、選手のトークショーを開催するほか、「TOYO GIRLS」によるWEBサイトリポートなど、ファンとの交流、コミュニケーションを促進していく。
 新チームドライバーの味元美智恵選手は、「D1GPへの出場は、私にとってこれまでドリフトを続けてきた意義そのもの。女性初の優勝を目標に頑張りたい」とコメントしている。
 D1GPは、3月29日・30日に第1戦を富士スピードウェイ(静岡県)で、5月24日・25日に第2戦を鈴鹿サーキット(三重県)で、7月26日・27日は第3戦をオートポリス(大分県)で、8月22日~24日に第4戦・第5戦をエビスサーキット・南コース(福島県)で、10月17日・18日に第6戦をお台場NOP地区・特設コース(東京都)で、開催予定。
 2014年エキジビションに関しては、10月19日にエキジビションマッチ をお台場NOP地区・特設コース(東京都)にて予定している。
 同レースは、競技車両でのドライビングテクニックで勝敗を競う日本発祥のモータースポーツ競技。単に速さを競う一般的なモータースポーツとは異なり、ドリフト走行における走行技術の精度、華麗さなどの芸術性をポイント化し、年間6~7戦のシリーズを通じて総合チャンピオンを争う。2013年度は国内全6戦で6万人超を動員し、日本のみならず海外からも高い注目を集め、世界各地でドリフト競技が開催されるようになり、その拡がりを見せている。

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