1月統計 プラスチック原材料生産 95 万㌧で 12 %減少

2012年04月03日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業会連盟がまとめた1月のプラスチック原材料生産実績は前年同月比11・4%減の94万6288㌧となった。 

 総合計では、昨年の7月の減少から、8ヵ月連続の減少となった。
 主な原材料でみると、熱硬化性樹脂の合計は7万2073㌧で前年同月比10・5%減となったが、その中でウレタンフォームが1万5131㌧で同11・2%増、ユリア樹脂が5506㌧で同0・8%増となったが、それ以外は減少。
 熱可塑性樹脂の合計は85万740㌧で同12・2%減となり、昨年の10月から4ヵ月の減少。その中でAS樹脂が同80・7%増、ポリプロピレンが同1・4%増、ふっ素樹脂が同0・6%増、ポリエチレンテレフタレートの容器用が同32・1%増、ポリブチレンテレフタレートが同1・4%増であったものの、それ以外は減少という結果になった。
 なお、2011年度のプラスチック原材料生産実績は1121万8851㌧で前年同期比8・1%減となった。種類別でみると、熱硬化性樹脂ではユリア樹脂が同4・7%増、熱可塑性樹脂ではふっ素樹脂が同3・1%増と増加率が高かった。

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