三井化学は11月4日、バンダイナムコエクスペリエンスが全国のアミューズメント施設で配布する景品袋に、同社グループのプライムポリマーが製造販売するマスバランス方式によるバイオマス・エボリューが採用されたと発表した。
同社は、温暖化問題の解決に向けた社会のバイオマス化を進める取り組みとして、BePLAYERブランドのもと、バイオマスナフサによる誘導品(バイオマス化学品、バイオマスプラスチック)の展開を拡大している。
バンダイナムコエクスペリエンスは、従来の石油由来ポリエチレンを使用した景品袋から、マスバランス方式によりバイオマス特性を100%割り当てたバイオマス・エボリューを主原料に使用した景品袋への切り替えを、2027年1月より全国のアミューズメント施設で順次開始する。あわせて、袋の機能および強度を維持しながら、従来品と比較して15%以上の薄膜化を実現した。主原料のバイオマス化と、薄膜化によるプラスチック使用量の削減を組み合わせることで、CO2排出量を年間約211t削減できる見込みとなる。
同取り組みは、景品袋に求められる品質や機能性を維持しながら、化石資源由来プラスチックの使用削減とCO2排出量の低減を同時に進めるものとなる。また、石油ナフサに加えて植物性廃棄物をはじめとする再生可能資源を原料として活用することで、化石資源への依存低減と原料調達先の多様化にもつながる。
同社およびプライムポリマーは、今後もマスバランス方式によるバイオマス製品の普及を通じて、社会全体のバイオマス度の向上を図り、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく。
2026年11月05日

