日本、射出成形関連低調で減収 カワタの4~9月期

2026年10月30日

ゴムタイムス社

 カワタの2027年3月期第2四半期連結決算は、売上高が96億7100万円で前年同期比5・0%増、営業利益が4億6500万円で同21・9%増、経常利益が4億1200万円で同11・6%増、中間純利益が2億3200万円で同81・7%増となった。
 セグメント別では、日本の売上高は60億9100万円で同4・0%減、営業利益は4億4600万円で同21・0%減となった。比較的活況な半導体や押出成形関連の受注獲得などにより、受注高は前年同期を上回ったが、自動車業界向けを中心とした射出成形関連が依然として低調であったため、売上高は前年同期を下回った。損益面では、売上総利益率は若干上昇したが、売上高の減少と販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は前年同期を下回った。
 東アジアの売上高は28億8300万円で同32・8%増、営業利益は6100万円(前年同期は2億1600万円の営業損失)となった。中国国内の内需は厳しい状況が続いているものの、自動車関連輸出の拡大に伴う関連需要の着実な取込みにより、売上高は前年同期を上回った。損益面では、販売費及び一般管理費は増加したものの、売上高の増加と売上総利益率の上昇により、増益となった。
 東南アジアの売上高は13億400万円で同28・5%増、営業利益は6000万円(前年同期は300万円の営業損失)となった。国ごとに好不調が分かれたものの、セグメント全体の売上高は前年同期を上回った。損益面では、売上総利益率の低下や販売費及び一般管理費の増加はあったものの、売上高の増加により営業黒字となった。
 北中米の売上高は1億2500万円で同59・0%減、営業損失は1億400万円(前年同期は1100万円の営業利益)となった。自動車業界向けを中心とした射出成形関連の低迷により、売上高は前年同期を下回った。損益面では、売上高の大幅な減少に加え、売上総利益率の低下と販売費及び一般管理費の増加により、営業損失となった。
 通期の連結業績予想は、直近に公表されている業績予想からの修正は無く、売上高が195億円で前期比0・7%増、営業利益は6億6000万円で同47・3%増、経常利益は6億円で同4・7%増、当期純利益は3億8000万円で同927・7%増を見込んでいる。

 

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