精密成形品事業で増収増益 信越ポリマーの4~9月期

2026年10月30日

ゴムタイムス社

 信越ポリマーの2027年3月期第2四半期連結決算は、売上高が643億2500万円で前年同期比14・4%増、営業利益は93億5400万円で同31・6%増、経常利益は91億3200万円で同26・0%増、中間純利益は60億9500万円で同11・2%増となった。
 セグメントのうち、精密成形品事業の売上高は340億2800万円で同16・6%増、営業利益は67億2700万円で同21・9%増となった。半導体関連容器については、出荷容器及び工程内容器の需要が世界的に高い水準で推移した。OA機器用部品は、複合機用ローラの需要が安定して推移し、プリンター用ローラも回復基調となった。キャリアテープ関連製品は、AIサーバー向け大型電子部品用途の好調が続き、微細電子部品用途の需要も高まったことから、前年同期を上回った。シリコーンゴム成形品は、カテーテル等医療機器向け部品の需要が増加した。
 電子デバイス事業は、売上高が131億8600万円で同4・0%増、営業利益は6億7600万円で同4・7%増となった。ハイブリッド車の販売が堅調に推移したことから、車載入力デバイスの販売は前期を上回った。また、車載用パッキンの需要が安定して推移し、電動化の進展に伴いEVバッテリー用延焼防止クッションの需要が大幅に伸長したことから、コンポーネント関連製品は前年同期を上回った。自動車産業以外では、液晶接続用コネクターやVCF(視野範囲・光路制御フィルム)は軟調に推移した一方、検査用コネクターは前年同期を上回った。
 住環境・生活資材事業は、売上高が120億7700万円で同11・1%増、営業利益は16億3200万円で同109・0%増となった。ラッピングフィルムが引き続き拡大した。また、機能性コンパウンドは半導体製造装置やFA機器向け電線被覆用途の需要が高水準で推移した。付加価値の高い独自製品の出荷が拡大したことから、前年同期を上回った。
 通期の連結業績予想は、直近に公表されている業績予想から修正され、売上高が1270億円で前期比10・3%増、営業利益は182億円で同29・6%増、経常利益は180億円で同28・5%増、当期純利益は118億円で同19・2%増を見込んでいる。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー