三菱ケミら3社が実証実験開始 副生ガスからプロピレン製造

2026年10月26日

ゴムタイムス社

 JFEスチール、三菱ガス化学、三菱ケミカルの3社は10月22、2026年9月より水島コンビナート(岡山県倉敷市)において、炭素循環社会の実現に向けたサプライチェーン実証実験を開始した。同実証実験は、2025年3月に3社が公表した実証計画に基づいて実施するものである。

 JFEスチールは、同実証実験向けに製鉄プロセスから発生する副生ガスの供給を開始し、三菱ガス化学は、同社水島工場に新設したCarbopath実証プラントにおいて、この副生ガスからメタノールの製造を開始した。三菱ケミカルは、このメタノールを原料に、同社の既設実証設備(DTPプロセス)を用いてプロピレン製造を開始した。

 3社は今後も、同実証実験を継続し、経済性を検証しながら、事業化に向けた課題の抽出と検討に取り組んでいく。また、水島コンビナート内の企業各社との連携拡大についても検討を進め、地域全体でのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進していく。

水島コンビナートにおける異業種連携による炭素循環コンセプト図

水島コンビナートにおける異業種連携による炭素循環コンセプト図

本実証実験における3社の役割と物質フロー図

本実証実験における3社の役割と物質フロー図

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