JRMが神奈川で例会を開く 報酬の決め方テーマで講演会

2026年10月13日

ゴムタイムス社

 日本ゴム機械懇話会(JRM、山中亨会長)は10月7日、第52回JRM例会を神奈川県足柄下郡のエクシブ湯河原離宮で開催し、会員や報道関係者ら20社22人が出席した
 例会では、JRM会員の近況報告が行われたほか、鈴木社会保険労務士事務所の鈴木早苗氏を招き、「~上手な決め方・残念な決め方がわかる~報酬の決め方勉強会」をテーマに講演が開かれた。
 冒頭のあいさつで、山中会長はロシア・ウクライナ情勢をはじめ、中東情勢に伴う原油価格問題など外部環境が厳しいと説明。「特に原油問題に関連して、電子部品の不足や材料費の高騰など、非常に厳しい環境になっている」と設備産業の現状を述べた。山中会長は厳しい環境下での対策として、「業務効率化と新製品開発の推進が我々の使命だ。仕入れ先・調達先の見直しや価格交渉も必要になってくる」との考えを示した。
 その後、会員であるショージ営業部の渋谷卓利氏が初参加会員として紹介された。
 会員の近況報告では、需要動向について「自動車業界が低迷しているため、自動車分野以外の異業種にも力を入れていく」や「中国市場が厳しい。欧州も経済が低迷している」、「インドが好調だ」との報告があった。国内ではメンテナンスなどのアフターサービスの需要が新規案件を上回っているという意見も上がった。
 現場の課題として、「半導体部品が不足している」や「部品が手に入らず納期が遅れている」など、多くの会員が電子部品不足の問題を指摘した。
 一方、人材確保の課題では、「募集してもなかなか集まらない」や「採用が難しく人手不足が続く」との声がある一方で、「採用がなんとか順調に進んだ」という企業も見られ、二極化が進んでいる。さらに、工場にエアコンを導入するなど、働く現場の環境を整えたという声もあった。
 会員近況報告終了後、鈴木氏による報酬の決め方勉強会が開催された。鈴木氏は「給与を上げることは手段」、「効果を上げる給与の支給方法」、「非金銭的報酬の活用」など、具体的な報酬決定方法について事例を交えわかりやすく解説。その後、会員各社から従業員の報酬に関する活発な質疑応答が行われた。
 例会が終了後、懇親会が開催。加藤事務所の加藤進一氏が乾杯の音頭を取ったのち、会員相互で情報交換をし、親睦を深めた。
 次回の総会は2027年4月中旬の開催を予定している。

あいさつする山中会長

例会のようす

講演する鈴木氏

全文:約991文字

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