積水化学、愛知第二工場を新設 車輌内外装向け射出成形品を生産

2026年10月09日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は10月7日、同社の100%子会社である積水テクノ成型が、愛知県蒲郡市に車輌内外装向け射出成形品を生産する愛知第二工場を新設することを決定し、発表した。本工場には約20億円を投資し、2029年2月の稼働開始を計画、今後も必要に応じて規模を拡大していく予定である。

 国内の自動車業界では、東海圏における完成車の組み立て拠点再編と、自動車の電動化を背景とした射出成形品の統合・軽量化による部品の大型化が予想される。このような業界変化に対応するため、愛知県内の主要な自動車生産地域に近い蒲郡市に本工場を新設することを決定した。高機能プラスチックスカンパニーは、戦略分野の一つであるモビリティ分野において射出成形事業を主要事業の一つと位置付けており、射出成形品の生産拠点としては、国内で4拠点目、東海圏では3拠点目となる。
 なお、本工場稼働による積水テクノ成型の国内生産能力は約40%の増強を見込んでいる。

 愛知第二工場の所在地は、愛知県蒲郡市浜町36(積水ナノコートテクノロジー敷地内)、規模は工場延床面積4350㎡、生産品目は4輪車輌内外装射出成形品、稼働時期は2029年2月(予定)となる。

 今後の事業展開として、本工場では将来的な労働人口減少を見据え、生産ラインのスマート化に取り組んでいく。また、隣接する積水ナノコートテクノロジーは、スパッタリング技術を有しており、積水テクノ成型との技術融合による車輌部材向け表皮加工技術の向上も見込んでいる。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー