日本精工は10月7日、2026年10月26~31日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026第33回日本国際工作機械見本市」に出展することを発表した。
2026年5月に発表した「NSKビジョン2036」で掲げる「トライボロジーソリューションで理想の動きを共に実現する」をテーマに出展する。軸受を中心とした機械部品ビジネスだけでなく、ユニット製品によるシステムの最適化提案や顧客の課題を解決するソリューションを展示する。
主な出展品は次の4点となる。
①ボールねじ駆動により省エネと高速動作を両立した油圧発生装置「電動ハイドロブースタ」(2026年9月25日発表の新開発品/参考出展)は、ボールねじを用いて油圧を発生させる業界初の方式を採用した油圧発生装置。必要な時だけ素早く油圧を発生させ、省エネと高速動作を両立する。工作機械や油圧プレス機、産業用ロボットなどの省エネ化と生産性向上に貢献する。
②工作機械用スピンドル解析ツール「MTーClick!Speedy Premium」(2026年10月7日発表の新サービス/市場投入済)は、工作機械のスピンドル全体を対象に、詳細な条件設定による高度な解析ができる設計支援サービス。解析結果を詳細レポートとして自動出力し、スピンドル設計の効率化や設計期間の短縮に貢献する。
③低フリクションボールねじ「MTーFrix」(市場投入済)は、同社の解析技術でボールと溝の接触状態を高精度に解明して内部仕様を最適化し、寸法はそのままに、剛性を維持しながら動摩擦トルクを低減。これにより、大幅な低発熱化を実現し、工作機械の高い位置決め精度を維持すると共に、省エネルギーに貢献する。
④状態監視ソリューション(市場投入済)では、同社は一般産業機械業界向けに、状態監視システムとクラウドサービスを組み合わせた状態監視ソリューションを提供している。
従来は監視が困難だった低速回転・変動運転・直動運転などの複雑な動作を伴う設備にも対応している。予知保全によって設備の安定稼働を実現し、保全業務の効率化と収益性の向上に貢献する。




