日本ゼオンが新会社設立 アクリルゴム事業を承継

2026年09月07日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは9月3日、同社グループ企業であるトウペのアクリルゴム事業を承継させるため、2026年7月23日にゼオンケミカルズ倉敷を設立し、8月21日にトウペと新会社との間で吸収分割契約を締結したと発表した。また、それに伴い同日、会社法に基づく所定の手続きを開始した。同社の主力事業の一つである特殊ゴムの重要な製造拠点として、競争力の一層の強化を通じたグループ全体の企業価値向上を図る。なお、新会社による事業開始は2026年10月30日を予定している。
 アクリルゴムは、耐熱性に優れ、オイルシールやホース等の自動車部品に使われている特殊ゴムの一種となる。同社グループでは、日・米・タイで合計4つの製造拠点を構え、グローバルに供給する体制を整えている。
 同社は、ナトコとの間で、塗料事業の譲渡を目的とするトウペの株式譲渡について、2026年5月11日に発表した。一方、トウペが塗料事業とともに展開してきたアクリルゴム事業については、同社のエラストマー事業の一部として現時点においても強固なシナジーを有しており、今後も新会社のもとで、既存事業との連携をさらに深化させ、グループ全体の企業価値向上を図っていく。
 新会社会社名はゼオンケミカルズ倉敷、所在地は岡山県倉敷市玉島乙島8252ー39、代表者は南幸治氏、資本金は1000万円、事業内容はアクリルゴムの製造、販売および関連事業、大株主及び持株比率は同社(100%)、設立年月は2026年7月23日となる。

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