エラストマー販売数量は減少 三井化学の4~6月期

2026年08月07日

ゴムタイムス社

 三井化学の27年3月期第1四半期は、売上収益が4600億4600万円で前年同期比10・8%増、コア営業利益が501億2900万円で同88・4%増、四半期利益が320億9300万円(前年同期は7億2900万円の利益)となった。
 27年3月期第1四半期のコア営業利益は、中東情勢の影響による損失があったものの、成長領域での販売数量拡大や構造改善効果の発現に加え、為替差益、B&GM(ベーシック&グリーン・マテリアルズ)を中心としたナフサ価格高騰に伴う一過性の在庫評価益などを受けて前年同期比で235億円の増益となった。
 セグメント別にみると、モビリティソリューションの売上収益は1425億円で同9・4%増、コア営業利益は148億円で同1・4%増となった。このうち、エラストマーは中東情勢の影響による減産に伴い、前年同四半期に比べて販売が減少した。PPコンパウンドは、販売が前年同四半期に比べて減少した。また、為替差により交易条件が改善した。
 ICTソリューションの売上収益は778億円で同12・8%増、コア営業利益は111億円で同23・3%増となった。半導体・光学材料は販売が堅調に推移した。コーティング・機能材の販売は、前年並みで推移した。ICT・フィルムシートは、販売が堅調に推移した。
 ベーシック&マテリアルズの売上収益は1736億円で同11・1%増、コア営業利益は198億円(前年同期は29億円の損失)となった。コア営業利益は、販売が低調に推移したものの、ナフサ等原料価格の上昇に伴う在庫評価損益の良化、事業構造改善による固定費の改善および持分法による利益は改善した。
 なお、第1四半期業績を踏まえ、従来未定としていた27年3月期第2四半期の業績予想を発表し、売上収益9750億円で前年同期比17・6%増、コア営業利益760億円で同71・0%増、当期純利益340億円で同333・5%増を見込んでいる。また、27年3月期通期業績予想は変更なく、売上収益1兆9000億円で同13・9%増、コア営業利益1050億円で同5・0%増、当期利益450億円で同30・9%増を予想している。

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