TOYO TIREがオープンカントリー供給 ダカールラリー参戦の水素燃料電池車両へ

2026年09月18日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは9月17日、2027年1月にサウジアラビアで開催される「ダカールラリー2027」において、Toyota Motor Europeが「Dakar Future Mission 1000」に投入する水素燃料電池車両「DKR GR FC Hilux」に、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/TーR」を供給し、その挑戦をサポートすることを発表した。

 1978年から開催されているダカールラリーは、世界でも有数の過酷なオフロード耐久ラリー競技として知られている。寒冷な山岳地帯から灼熱の砂漠にいたるまで、気象条件や路面状況が刻々と変化する厳しい環境のなか、ドライバーは道なき道を緻密な運転と正確なコース取りで走破する。
 「Dakar Future Mission 1000」は、ダカールラリーにおいて水素や電動化など次世代モビリティ技術の性能や耐久性を検証することを目的とした、新技術の実験車両向けのカテゴリである。独自の競技形式が採用されており、全10ステージ、合計1000kmの競技区間でタイムを競う。

 「DKR GR FC Hilux」は、ダカールラリーのトップカテゴリで実績を持つ「DKR GR Hilux」をベースにトヨタの水素燃料電池システムを搭載し、「Dakar Future Mission 1000」において燃料電池技術の性能、安全性および信頼性の実証をめざす。この参戦は、トヨタが推進するモータースポーツでのカーボンニュートラル実現と水素関連技術の可能性拡大に向けた取り組みの一環と位置づけられている。

 今回、同社が供給する「OPEN COUNTRY M/TーR」は悪路走破性を追求し、耐久性・耐摩耗性を向上させているほか、環境負荷低減に配慮したサステナブル素材も採用している。過酷な環境で行なわれるダカールラリーにおいて、「DKR GR FC Hilux」の走行を足元から支えることで燃料電池技術のさらなる可能性の検証に貢献する。

参戦車両イメージ

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