ゴム薬品の売上高は0・6%減 川口化学工業の12~5月期

2026年07月13日

ゴムタイムス社

 川口化学工業の26年11月期第2四半期は、売上高は43億1500万円で前年同期比0・0%増、営業利益は3億300万円で同52・7%増、経常利益は2億8500万円で同55・6%増、中間純利益は2億900万円で同55・6%増となった。
 化学工業薬品事業の売上高は42億9500万円で同0・0%増、セグメント利益は2億8800万円で同57・1%増となった。国内・輸出合わせたゴム薬品部門合計の売上高は24億2900万円で同0.6%減。ゴム薬品の分野では、国内の工業用品向け製品は、汎用老化防止剤は販売を増やしたが、汎用加硫促進剤は需要が低調に推移し販売は減少した。医療用ゴム製品向けは、特需が落ち着いたことで今期の売上は減少した。
 タイヤ向けは、主力製品は需要の低迷により販売が減少、一部特殊製品が生産販売中止となったこともあり、売上は前年同期を下回った。合成ゴム向けは、汎用ポリマー向け製品は需要の低迷により販売が減少、特殊ポリマー向け製品の販売は増加したが、売上は前年同期を下回った。海外向けは、汎用製品を中心に販売は増加し、医療用途向け製品及び環境配慮タイプ製品の販売が再開、売上を増やした。また、合成ゴム向け製品の販売も大きく増加した。
 樹脂薬品部門合計の売上高は4億7700万円で同7・7%増。樹脂薬品の分野は、国内向け主要製品の販売は需要の変化に柔軟に対応した結果、販売を増やした。電子材料関連製品は、当社が得意とする合成技術を活用し特殊受託合成製品の販売を大幅に増やした。海外向けは、主要製品は安価な海外品の影響を強く受け販売は減少したが、特殊用途向け製品の販売を増やし、売上は前年同期を上回った。
 中間体部門合計の売上高は3億7400万円で同3・6%減。中間体部門は、農薬中間体の販売は大きく増加、医薬中間体は、脱水縮合剤の販売は、海外向けは増加したが、国内向けの販売は減少した。界面活性剤中間体、染顔料向け製品は顧客での需要が低迷、売上は前年同期を下回った。
 中東地域における軍事衝突の軍事衝突の激化・長期化懸念に伴い、26年11月期通期連結業績予想を未定としていたが、今回通期業績予想を開示した。売上高92億円で前期比4・4%増、営業利益3億7500万円で同12・0%減、経常利益3億4000万円で同15・8%減、純利益2億4000万円で同19・5%減を見込む。

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