日本ゼオンがスプリングエキスポで初受賞 細胞培養用マイクロプレート

2026年06月24日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは6月22日、同社およびグループ企業であるAurora Microplatesが開発した細胞培養用マイクロプレート(製品名CELLAZIP)が、米国のLaboratory Robotics Interest Group主催のSpring Expo NYCにて、Best in Showcase Awardを受賞したと発表した。なお、同社グループが同賞を受賞するのは初となる。
 LRIGは米国におけるラボオートメーション・ロボティクス分野の業界団体で、今回受賞した「Best in Showcase Award」は、LRIGが主催する展示会に出展した企業の技術・製品の中から、革新性、科学的・技術的価値、実用性、ユーザーベネフィット、プレゼンテーション品質の観点で表彰されるものとなる。
 同社の独自素材であるシクロオレフィンポリマー(製品名ZEONEX、ZEONOR)と独自コート剤を用いた細胞培養用マイクロプレート・CELLAZIPは、2026年5月にニューヨーク州で開催された展示会で、約30社の出展社の中から特に優れた技術・製品として高く評価された。
 受賞したCELLAZIPの特長は、COPの特性である高透明性や高平坦性に加え、低自家蛍光性を生かし、より鮮明な画像と撮画時間短縮を実現、また、ロット間のばらつきが少なく、独自開発したコート剤による均一な表面状態を維持するほか、常温保存で最大1年保存が可能。さらに、開封後すぐに使用可能(煩雑なコーティングの手間を削減)となる。
 同社は、中期経営計画STAGE30において、重点的に注力する成長4分野のひとつに「医療・ライフサイエンス分野」を掲げている。その中で、COPの成形品である細胞培養プレートを次期成長ドライバに設定し、対象市場成長を上回る拡大を見込んでおり、この度の受賞を契機として、マイクロプレートの開発をさらに加速させる。
 同社はこれからも、他にはない機能を付与した独自製品の提供を通じ、創薬開発スピードの加速に貢献するとともに、「ポリマーデザインカンパニー」として安心で快適な人々の暮らしに貢献していく。

細胞培養用マイクロプレートセラジップ

細胞培養用マイクロプレートセラジップ

ベストインショーケースアワード受賞

ベストインショーケースアワード受賞

 

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