日本ゼオンは6月17日、高岡工場において新しい社員食堂を竣工したと発表した。高岡工場において社員食堂の刷新は60年ぶりであり、同日現地で行われた竣工式には周辺自治会から来賓を招いたほか、施工関係者、代表取締役会長田中公章氏をはじめとする同社関係者ら、31名が出席した。同施設は19日より高岡地区に勤務する社員向けの福利厚生施設として運用を開始する。
高岡工場社員食堂は1960年に完成、1966年に増築を行って以降、食事の提供を通じて高岡地区の同社グループ社員を支えてきた一方で、建物の老朽化対策や多様化するニーズへの対応などの課題を抱えていた。今回、工場正門前に場所を移して新設された食堂では、こうした課題をクリアするだけでなく、社員が集い、憩える空間を創出することで、活発なコミュニケーションと心身の健康の両立が図られることを期待している。
新社員食堂の特長は以下の通り。
1つ目は安全・安心な食の提供。従来比約2倍のスケールで生まれ変わる新食堂は、約500食/日の食事を提供する。また、耐震・洪水・浸水対策を実施し、より安全・安心に食事を楽しむことができる場所とした。
2つ目は地元・富山を感じるデザイン。自然豊かな富山県らしい自然を感じられる設えに加え、地元・高岡市の「金屋町」に見られる千本格子の家並みに見られる重厚な土蔵造りや、伝統工芸の高岡銅器・漆器のイメージを現代的に昇華したデザインとした。
3つ目はコミュニケーションが生まれやすい空間の提供。天井高は5~7mあり、自然光を取り入れ、外の景色を楽しめるような、開放的でリラックスできる空間とすることで、コミュニケーションが生まれやすい環境とした。また様々なスタイルの座席を用意することで、多様なニーズに応えるだけでなくフレキシブルなレイアウトが可能となり、今後の様々なイベント等で活用できる可能性が広がった。
新社員食堂は2026年11月に操業70周年を迎える同社高岡工場の新たなシンボルとなる。この空間が社員同士のコミュニケーション活性化の舞台となることで、マテリアリティに掲げる「心からワクワクできる会社の実現」を目指し、今後も取り組んでいく。
2026年06月19日


