住友理工が松阪事業所に新事務棟 働きがいを感じる職場環境を整備

2026年08月02日

ゴムタイムス社

 住友理工は7月29日、松阪事業所(三重県松阪市)に完成した新事務棟のメディア見学会を開催した。
 自動車用ホースを製造する松阪事業所では、43年ぶりの新事務棟となる。今回の投資額は約10億円。5月から稼働を開始した。
 新事務棟は、経営ビジョン「2029年 住友理工グループVision」で掲げる人的資本経営の一環として、「エンゲージメント」「多様性」をコンセプトに、従業員が一層働きやすく、働きがいを感じる職場環境の整備を目的として建設した。
 新事務棟のコンセプトは、①快適で働きがいのある職場、②生産性と創造性を高めるオフィス環境、③人が集い共創が生まれる事業所の中核拠点、④松阪事業所の未来を支える「顔」の4点を挙げている。
 新事務棟は設計段階から従業員の声が反映されており、同コンセプトについて、新事務棟に建設に携わった同社総務勤労課の山本千晶氏は「従業員がどんなことを求めているのかなどをワーキンググループをつくり、コンセプトを固めて形にした」と述べ、 「事務所というイメージを一新して、従業員のモチベーションや心理的安全性も考慮した」としている。
 見学会では、ワークスペースをはじめ、リチャージ(休憩)スペース、リニューアルした食堂等を見学した。オフィスの特長として、Webブース、オンライン用会議室を複数設置し、従業員がより業務に集中できる環境を提供した。また、環境に配慮した設計で建物、設備の省エネルギー化の取り組みにより、ZEB Ready認証を取得している。ZEB Readyは、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物を指す。さらに、食堂を含むコワーキングエリアを整備したことで、社内外コミュニケーションの活性化に寄与する作りになっている。

ワーキングスペース

食堂

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