7月28日16時27分に熊本県で最大震度7の地震が発生した(令和8年熊本地震)。熊本県に工場を構えるゴム企業の生産活動にも影響が広がっている。7月30日時点でゴム関連企業が明らかにしている情報をまとめた。
ブリヂストン熊本工場(熊本県玉名市)は、高圧ホースや工業用ゴムホース、ゴムクローラーなどを生産している。同地震の影響で建屋等の一部に外的な被害はあったが、人的な被害は確認されていない。7月30日現在、操業を一時停止しているが、安全の確認が確認され次第、操業を再開する予定としている。
東海カーボンは、田ノ浦工場(熊本県葦北郡芦北町)に勤務する同社グループ従業員全員の無事を確認済で、建屋・設備に大きな被害はなかった。また、工場の操業状況については、余震や二次災害に十分留意しつつ従業員及び構内協力会社等の安全を確保したうえで、生産設備の点検作業を行い、安全確認が済んだ一部の設備は7月30日から稼働を再開した。なお、田ノ浦工場は、半導体、太陽電池、各種産業に使用される等方性黒鉛材を生産するとともに、同社ファインカーボン事業の基幹工場である。
NOKグループ会社のNOK九州(熊本県阿蘇市永草)は、人的被害や工場設備などの被害もなかった。工場は翌日の29日から通常通りの稼働を行っている。
共和(大阪市西成区、杉原正博社長)の熊本工場(熊本県阿蘇郡西原村)では、地震の影響で7月29日現在操業を一時停止している。人的被害は確認されていないが、引き続き余震が発生していることから、製造設備の安全確認を進めている。
2026年07月30日
