機能材料事業は2割増益 信越化学工業4~6月期

2026年07月31日

ゴムタイムス社

 信越化学工業の27年3月期第1四半期連結決算は、売上高が6624億2400万円で前年同期比5・4%増、営業利益は1737億9800万円で同4・2%増、経常利益は1921億2900万円で同5・8%増、四半期純利益は1308億2900万円で同3・5%増となった。

 シリコーンやセルロース誘導体などが含まれる機能材料事業の売上高は1182億円で同7%増、営業利益は288億円で同20%増となった。同社の強みを生かせる高付加価値品群の伸長が軌道に乗った結果、収益改善につながった。

 塩化ビニル樹脂や、か性ソーダなどの生活環境基盤材料事業の売上高は2277億円で同7%減、営業利益は348億円で同34%減となった。塩化ビニルに関しては、年初来からすべての市場で価格修正に取り組み、イラン・中東での紛争に端を発した原料・エネルギー価格上昇を契機に、全製品の値上げを推し進めた。しかしながら、5月後半アジアと周辺地域において、在庫過多や需要減退から市況に変調が生じ、価格が下振れしだした。か性ソーダは総じて、堅調に推移した。

 27年3月期通期連結業績予想は、売上高2兆7000億円で前期比4・9%増、営業利益7000億円で同10・2%増、経常利益7700億円で同8・7%増、当期純利益5250億円で同10・7%増を見込んでいる。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー