東洋紡は5月26日、同社が手掛ける、業界で唯一の二軸延伸ポリエステルシーラントフィルム「オリエステル」が、資生堂の「ULファーミング エクスプレス アイマスク」の紙包装材の一部に採用されたことを発表した。「オリエステル」フィルムの、内容物の有効成分などが袋内面に吸着するのを抑制する機能や、紙との貼り合わせを可能にする環境適性などが評価された。
「オリエステル」は、同社独自の製膜技術により、二軸延伸ポリエステルフィルムでありながらシール性能を兼ね備えた業界唯一のフィルムである。ポリエステルフィルム本来の優れた強度や耐熱性に加えて、従来シーラントとして使用される一般的なCPPやLLDPEの代替が可能なシール性能を持つため、「オリエステル」フィルム単体で袋内面の基材層兼シール層として使用できる。これにより、包装材のプラスチック使用量の削減に貢献するとともに、今回のように紙と貼り合わせて使用する場合、包装材全体のプラスチック比率を下げられるため、「紙マーク」認定基準を満たすのを容易にする。
また、ポリエステル素材の特性として、一般的なCPPやLLDPEよりも内容物の吸着を抑制する性能が高いため、包装袋内面用フィルムとして使用する場合、美容成分の濃度変化を抑えるなど品質維持にも寄与する。こうした「オリエステル」の環境適性および吸着抑制機能が評価され、このほど資生堂アイマスク製品の紙包装材への採用に至った。


