マテリアルは減収減益 カネカの26年3月期

2026年05月19日

ゴムタイムス社

 カネカの2026年3月期連結決算は、売上高が8116億3800万円で前年同期比0・5%増、営業利益が328億9400万円で同17・9%減、経常利益が288億7300万円で同12・1%減、当期純利益は309億7700万円で同22・4%増となった。

 セグメント別に見ると、マテリアル・ソリューションズ・ユニットの売上高は3272億3500万円で同4・6%減、営業利益は249億2800万円で同19・5%減となった。ビニール&クロルアルカリはアジアおよび国内市況の低迷が継続。パフォーマンスポリマーズ(MOD)は、欧米の住宅・建築市場の需要調整が長期化したが、MXなどの高付加価値製品の拡販は進展した。グリーンプラネットは国内外の多様な用途で採用が拡大し、優れた機能の認知がさらに浸透している。
 

 クオリティ・オブ・ライフ・ソリューションズ・ユニットの売上高は1943億4000万円で同1・8%増、営業利益は179億5400万円で同10・4%減となった。
 Foamは、スプレッドが改善し増益となった。
 E&I・Fiberは主に原料高騰の影響により減益となったが、高付加価値グレードの拡販が進み、グローバル需要が確実に伸長している。
 PVはNEDOが公募した「グリーンイノベーション基金事業/次世代型タンデム太陽電池量産技術実証事業」に採択され、開発を進めている。

 2027年3月期の連結業績予想は、売上高が8200億円で前期比1・0%増、営業利益が360億円で同9・4%増、経常利益が320億円で同10・8%増、当期純利益は315億円で同1・7%増を見込んでいる。

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