出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン(CRJ)は、同社千葉事業所に隣接する市原事業所(千葉県市原市)で、油化ケミカルリサイクル設備(使用済みプラスチック処理能力2万t/年)の商業運転を4月27日に開始し、同日には同事業所で竣工式を執った。
同設備は、家庭や企業などから排出される使用済みプラスチックを原料に、独自の油化ケミカルリサイクル技術を用いて、軽質原油に相当するCR油を生産するもの。同社では、触媒を用いた接触分解システムを採用している。生産されたCR油は、同社グループの製油所・事業所の石油精製装置および石油化学装置を経て、マスバランス方式を適用した「ケミカルリサイクル化学品」などに再資源化される。
これにより、従来は焼却や埋め立てられることの多かった使用済みプラスチックを、資源として循環利用することが可能となる。なお、CRJの市原事業所は、26 年3月に「ISCC PLUS認証」および千葉県より「産業廃棄物処分業許可」を取得している。 同社およびCRJは同事業を通じて使用済みプラスチックの再資源化を推進し、資源循環型社会の実現に貢献していく。

