日本精工とアクセンチュアが締結 戦略的パートナーシップ

2026年04月30日

ゴムタイムス社

 日本精工とアクセンチュアは4月27日、日本精工におけるAIを含むデジタル技術を中核に据えた変革を推進し、持続的な成長と企業価値向上の実現を目的として、戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表した。本パートナーシップを通じて、日本精工は、先進デジタル技術の活用を起点に事業運営の高度化を進めて経営資源への投資余力の拡大を図るとともに、収益を伴う成長につながる施策の創出を目指す。

 近年、市場や競争環境の不確実性が高まる中、企業には迅速な意思決定と実行、そして変化への柔軟な対応力が求められている。こうした環境変化のもと、本パートナーシップでは、日本精工の間接部門を含む組織運営の効率化や、業務プロセスの透明性向上を通じたガバナンスの高度化を進めるとともに、変化や不確実性に強い組織基盤の構築に取り組む。あわせて、デジタル領域を中心とした成果創出にこだわる組織づくりと人材育成を推進するなど、日本精工における段階的かつ継続的な変革を推進していく。

 本パートナーシップにおける主な取り組みは次の通りとなる。

 1つ目は、コスト構造改革による投資余力の創出。
 日本精工はアクセンチュアの知見を活用しながら、既存オペレーション、業務プロセスの抜本的な見直しを進め、AI活用を含めて間接業務を中心とした領域の自動化、スリム化、透明性向上を段階的に拡大する。さらに、成長や競争力強化につながる領域に資源が適切に再配分できるよう、業務やシステムの最適化を図る。

 2つ目は、継続的な競争力向上のための投資。
 日本精工は、創出された投資余力を継続的な事業運営の高度化と変革に重点的に投資していく。具体的には、新商品・新事業の開発スピードの向上、営業・マーケティング改革等につなげていく構想である。

 3つ目は生、産の自動化・省力化を通じた現場力の最大化、人材育成。
 日本精工が持つ製造現場の力を最大限に引き出すことを目指し、AIやデータを活用した意思決定の迅速化や、現場負荷の高い業務、工程の自動化・高度化を進める。あわせて、日本精工の人材が、さらに活躍しキャリア機会を広げられるよう、アクセンチュアの持つ最先端のリスキリングプログラムも提供予定である。

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