総合樹脂加工メーカーであるタキロンシーアイは3月5日、グループ会社である上海希愛化成電子が工場移転および設立30周年を記念し、開所式および30周年記念式典を執り行った事を発表した。
上海希愛化成電子の新工場概要は、所在地が201620 上海市松江区鼎盛路 828弄2棟3楼、業務開始日は2026年2月24日、面積は2870㎡となる。
マイクロモータ市場は、機器の自動化・小型化・高効率化などといった技術革新により、今後も拡大が見込まれている。こうした市場環境の変化に対応し、生産体制の強化を図るため、国家級の経済技術開発区である上海市松江区鼎盛路への工場移転を決定した。
移転後の工場では、将来的な自動化設備導入を見据え、生産エリアを移転前比プラス34%拡大している。
同社が扱うマイクロモータは、電子錠や自転車変速機、防塵マスク等の様々な用途での使用実績があり、さらに優れた制御性や省エネルギーの特性を持つことから、高度な制御が求められる医療・ロボット分野での活用が期待される。
同社は、拡大する市場ニーズに安定的に応えるとともに顧客の期待に迅速に対応できる体制を一層強化することを目的に、上海希愛化成電子のほか2025年7月にマイクロモータのマザー工場を新設(東京工場、茨城県かすみがうら市)、10月より量産を開始している。
各拠点の機能と役割は下記の通りとなっており、国内外を越えた連携を進めている。
タキロンシーアイ東京工場は技術開発・生産、現場の実態・課題を把握したスピード感のある開発・試作・量産拠点としての役割を担う。上海希愛化成電子は生産、自動化による高い生産効率を有する中核拠点を担う。


