豊田合成がレジスタ開発 車室内デザインの自由度向上

2026年04月21日

ゴムタイムス社

 豊田合成は4月17日、車室内デザインの自由度向上のため、開口部が目立たない車載エアコン用のレジスタ(送風口)を開発したと発表した。同製品は2026年3月にトヨタ自動車から中国で発売されたbZ7に搭載されている。
 近年、車の電動化や自動運転などの進展に伴い、室内は単なる移動空間から、リビングルームのようにくつろげる快適な空間へと変化する傾向がある。その中で、インストルメントパネル(インパネ)のすっきりとした見た目のニーズが高まっている。
 今回、同社では流動解析のシミュレーション技術を活用して、レジスタ内で空気の流れを最適化する風向制御機構を付与した。これにより、開口部の厚み(高さ)の原因となっていた上下の風向きを調整する部品(フィン)を隠し、空調の快適性を維持したまま、インパネに一体化したシームレスな意匠を実現した。なお、風向調整を従来の手動操作から電動制御(ディスプレイ操作)に変えることで、意匠の先進性を付与した。

開発したレジスタ

開発したレジスタ

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