ゴム樹脂原料で相次ぐ値上げ 中東情勢による主原料価格高騰で 3月中旬~4月中旬に発表した主な値上げ一覧

2026年04月22日

ゴムタイムス社

 中東情勢の不安定化に伴う原油価格やナフサ価格の高騰を背景に、ゴムや樹脂の原材料価格が急激に上昇している。原材料メーカーが3月中旬から4月中旬までに値上げのアナウンスを行った主なゴム・エラストマー・樹脂原料は次の通り。
 クレイトンポリマージャパンは、5月1日納入分から同社国産品KratonDシリーズSBS、油展SBS及びSISについて1kg当たり85円を値上げを実施すると発表した。
 日本ゼオンはエラストマー製品について5月1日納入分より販売価格を改定する。対象製品と改定幅は次の通り。BR291円(kg)、ESBR油展179円(kg)、ESBR非油展243円(kg)、SSBR油展212円(kg)、SSBR非油展281円(kg)、IR190円(kg)、NBR253円(kg)、ACM232円(kg)。※合成ゴムコンパウンド・合成ラテックス製品はポリマー含有比率に応じて改定する。
 旭化成は4月1日出荷分からBR、SBR(ジエン、タフデン、アサプレン)、SBS、SEBS(タフプレン、アサプレンT、タフテック、S・O・E・)、SBラテックス(旭化成ラテックス SB系)について価格改定を実施した。価格改定内容は全製品1kg当たりプラス160円以上となっている。
 デンカは5月1日納入分よりポリビニルアルコール(デンカポバール)について国内1kg当たりプラス90円、米州・アジア1t当たりプラス600ドル、欧州1t当たりプラス500ユーロ。
 また、同社はクロロプレンゴム(デンカクロロプレン)についても5月1日出荷分より価格改定を実施する。改定幅は1kg当たりプラス25円以上、1t当たりプラス200ドル以上、1t当たりプラス180ユーロ以上となっている。
 東ソーは4月21日納入分よりペースト塩ビ樹脂全品種について現行価格から1kgプラス45円以上、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)及びHDI誘導品についても価格改定幅は5月1日納入分より現行価格から1kg当たりプラス150円値上げする。
 レゾナックは、クロロプレンゴム(ショウプレン)の販売価格について5月1日納入分より現行価格から1kg80円以上値上げする。
 信越化学工業は26年5月1日出荷分よりシリコーン全製品を対象に国内外で10%以上の値上げ(製品によって改定率は異なる)を実施する。
 クラレは、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ〉について5月1日出荷分より現行価格プラス10%以上値上げした。
ダウ・ケミカル日本は4月1日納入分よりトリエチレングリコール(TEG)製品について現行価格より1kgプラス90円以上値上げした。 

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