DUNLOPは3月5日、3月3日~5日にドイツ・ハノーバーで開催されたタイヤに関する世界有数の技術発表・展示会「Tire Technology Expo 2026」で、タイヤ・路面摩耗粉じん(TRWP)に関する6件の研究成果を発表した。
同社は、TRWPが環境に及ぼす影響の解明と低減を重要課題と認識し、タイヤメーカーとしての社会的責任を果たすべく、各種取り組みを推進している。タイヤの耐摩耗性を高めることでTRWP発生量の低減に努めるとともに、科学的データに基づくアプローチを通じて課題と真摯に向き合い、TRWPの1・発生、2・拡散、3・蓄積の3段階に着目して、環境負荷低減のための調査・研究に取り組んでいる。昨年8月に、その成果をニュースリリースとして公表したが、その後も研究範囲を広げ、外部の研究機関や企業と連携しながら、継続的に取り組みを進めている。
今回、「Tire Technology Expo 2026」において、TRWPの1・発生、2・拡散、3・蓄積の各段階で新たに得られた知見および研究成果を発表した。
同取り組みは、2024年10月に発表した7つのマテリアリティ(重要課題)のうち、「生物多様性」への対応を具体化するものとなる。サステナビリティ長期目標「はずむ未来チャレンジ」においても、TRWPの環境影響に関する研究調査と緩和に向けた取り組みを掲げている。
TRWPは未解明な点が多く、特に環境への影響はさらなる研究と検証が求められている。同社はWBCSD傘下のTIPに発足当初より参画し、TRWPに関する調査研究、評価手法の確立、ステークホルダーとの対話などに取り組んでいる。また、日本自動車タイヤ協会や日本ゴム工業会の一員として、TRWPの評価に関するISO規格の策定にも関与している。科学的データに基づくアプローチを通じてTRWPに関する課題と真摯に向き合い、環境負荷の低減と社会的責任の遂行に努めていく。
同社は2026年より、コミュニケーションブランドをDUNLOPに統一した。
同社は、「挑戦を支える安心」「期待を超える体験」「限界への挑戦」という3つの提供価値を、すべての商品・サービスで体現し、革新的な体験を通じて世界中の人々にポジティブな感情を生み出すことを追求していく。
ブランドステートメント「TAKING YOU BEYOND」には、挑戦するすべての人々の可能性を広げ、その先へ導く存在であり続けるという想いを込めている。
2026年03月09日

