豊田合成、オフィスチェアを導入 放置竹林の竹を材料に活用

2026年02月06日

ゴムタイムス社

 豊田合成は2月4日、環境保全をはじめとする社会課題の解決に向けた取り組みの一環として、放置竹林の竹を活用したオフィスチェア(計87脚)を本社や技術センターなどの事業所に導入することを発表した。

 国内では放置竹林が増加しており、過剰な竹で地面の保水力が低下することによる、地すべりなどの災害や、竹が高く伸びて地面に光が届きにくくなり動植物の成長を妨げることによる生物多様性の低下といった「竹害」への対応が課題となっている。同社は環境保全などの取り組みの一環として、竹材を各種用途に有効活用する豊竹と連携している。今回導入したオフィスチェアは、竹の活用方法の1つとして材料に竹粉を使用している。

 同社では、長期環境目標(TG2050環境チャレンジ)の柱の一つに「環境保全・自然共生」を掲げ、里山づくり(樹守の里、睦実の里)、ビオトープの設置や河川・干潟の保全を行っている。今後も豊かな地球を未来に残すことを企業の使命と捉え、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブをキーワードに、顧客や仕入先、地域社会などとも連携して活動を推進していくとしている。

導入されている様子(北島技術センター)

導入されている様子(北島技術センター)

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