住友理工が理研との研究成果発表 自己修復性ゴムの耐久性寄与

2026年01月28日

ゴムタイムス社

 住友理工は1月27日、理化学研究所と、共同研究により「自己修復性を有するゴム」が、従来材料と比べて耐久性向上に寄与する可能性を確認したと発表した。
 両者は、製品のさらなる長寿命化を目的に、2024年より共同研究を開始している。ゴム材料は一般的に、使用に伴い微細なひび割れが生じるが、理研が保有する材料設計技術を活用することで、損傷後に自己修復する、または簡単な処理で修復される特性の実現を目指している。
 今回、同社で使用している既存ゴム(従来材)と共同設計した自己修復性ゴム(サンプル材)の耐久性比較試験を実施した。試験の結果、サンプル材で耐久性向上の傾向が確認され、自己修復性が材料の長寿命化に寄与する可能性を確認した。自己修復性ゴムが実用化されれば、製品寿命の延伸、廃棄物の削減、メンテナンス負荷の低減など、環境・コストの両面での効果が期待される。今後は、耐久性の向上要因を詳細に解析するとともに、適用分野や仕様最適化について理研と協働のもと検討していく。
 同社グループは、経営ビジョン「2029年住友理工グループVision」で掲げている「自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な社会」の実現に向けて、社内外との共創を推進している。今後も会社の枠を超えた連携のもと、技術革新に対応した製品の開発・供給をさらに加速させるとともに、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく。

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