化学工業薬品事業は減収増益 川口化学の25年11月期

2026年01月22日

ゴムタイムス社

 川口化学工業の25年11月期連結決算は、売上高が88億1400万円で前期比1・2%減、営業利益は4億2600万円で同12・8%増、経常利益は4億400万円で同3・7%増、当期純利益は2億9800万円で同11・3%減となった。

 化学工業薬品事業の売上高は87億7600万円で同1・2%減、セグメント利益は3億9500万円で同14・0%増となった。
 そのうち、ゴム薬品の売上高は49億4800万円で同0・2%減となった。
 ゴム薬品の分野において、国内の工業用品向け製品は、国内における自動車生産が失速した影響を受け自動車部品関連製品の販売は低迷したが、医療用ゴム製品向けの需要が伸長し、売上は前期を上回った。
 タイヤ向けは、主力製品の販売が堅調に推移、特殊製品の販売が安価な海外品の影響を受け低迷したが、売上は前期を上回った。
 合成ゴム向けは、需要の低迷により、汎用ポリマー向け製品、特殊ポリマー向け製品共に、売上は前期を下回った。

 樹脂薬品部門合計の売上高は9億3000万円で同4・5%増となった。
 電子材料関連製品は、国内向けの特殊受託合成製品の販売が大幅に増加、海外向けも汎用製品の販売は伸長、主要販売先であるアクリル酸・アクリル酸エステル向けの汎用製品は海外安価品との競合により、販売は減少したが、全体では売上は前期を上回った。

 中間体部門合計の売上高は8億5200万円で同20・4%減となった。医薬中間体は、脱水縮合剤の需要が低迷し売上は減少した。農薬中間体は、販売を増やした製品もあったが全体では売上は前期を下回った。染顔料中間体は、海外製品との競争により需要が低迷し、販売は減少した。界面活性剤中間体は、顧客での需要が安定、売上は前期を上回った。

 26年11月期の連結業績予想は、売上高が92億円で前期比4・4%増、営業利益は3億4000万円で同20・3%減、経常利益は3億1000万円で同23・4%減、当期純利益は2億1000万円で同29・6%減を見込んでいる。

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