住友理工が受注生産開始 デンソー設計の車載用輻射ヒーター

2025年12月22日

ゴムタイムス社

 住友理工は12月18日、デンソーが設計する車載用輻射ヒーターの受託生産開始を発表した。同製品は、同社グループ会社である東海化成工業で生産する。
 このたび、内装品の設計・生産の実績を持つメーカーとして、外観意匠の品質をはじめ製品価値の向上およびグローバルに展開していく期待を受け、同製品を受注した。デンソーの設計技術と同社グループが有する「お客様の要望に応えた製品設計を具現化する技術」「自社内で性能評価を実施し品質を高める技術」で共創し、安全性の高い製品を供給する。なお、生産(ASSY加工)は、内装品の生産技術を持つ同社グループ会社、東海化成工業で行っている。
 同社グループは、経営ビジョン「2029年住友理工グループVision」にて、実現したい未来社会像として、「自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な社会」を掲げている。今後も、次世代モビリティへの進化に対応した製品の開発・供給を続けていくとともに、安全・快適の提供拡大に向けた技術の進化・融合を推進していく。

輻射ヒーター(左:運転席、右:助手席)

輻射ヒーター(左:運転席、右:助手席)

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