年頭所感 日本グローブ工業会 政岡憲理事長

2026年01月02日

ゴムタイムス社

 新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 数々の苦境を乗り越え、新しい年をスタートできることを心から嬉しく思います。

 昨年は、地球規模の温暖化リスクの高まりや米国の追加関税、世界的なインフレに伴う諸経費上昇など、総じて厳しい事業環境でした。こうした厳しい状況下にも拘わらず、各会員・関連団体の皆様が色んな課題に柔軟に対応し前向きに取り組み、我々手袋業界の発展に御尽力頂いた事に対して大変感謝申し上げます。

 特に、米国の追加関税には大きな影響を受け、市場での価格転嫁とコスト・経費削減では追いつかぬ環境にありますが、そんな状況の時こそ、グローブ工業会の理念でもある「常に安全・安心に使って頂ける手袋」の供給をモットーに社会インフラ道具の一つとして、「より使いやすい手袋、よりお役に立つ手袋」の追求に取り組んでおります。
 
 各省庁や関連団体の皆さんからのご指導も織り込みながら、並行して5~10年後に向けた成長を描く事で「変化に強い運営基盤の構築」も推進します。

 グローブ工業会が60年に亘り築いてきた伝統と革新の歴史を礎に、これまで各分野で育ててきた自社規格を示す「SGマーク」や「認定マーク」を更にブラッシュアップし、認知度を強化していきます。

 手袋業界を取り巻く情勢は、引き続き変化し続け、グローバルでの競争激化、サステナビリティへの社会的要請の高まりなど、課題は多岐にわたりますが、それらの変化にも柔軟に対応しながら、2026年は当工業会にとって大きな転換期となる一年にしたいと考えています。

 最後に本年も当工業会の事業存続の根幹である「安全・安心なモノづくり」を全会員企業に浸透させることが工業会の使命と捉え、品質についても、生産性や納期などの個別目標達成を優先するようなことがないかという点についても今一度見直し、顧客視点と全体最適を意識した改善活動を工業会として進めて参ります。

 これらの方針をもとに、少しでも新たな成長ステージへ飛躍する年にして今年一年、世界がより平和になること、そして皆さんとご家族が安全に健康に過ごされることを願って、年頭の挨拶とさせて頂きます。本年もよろしくお願いします。

政岡憲理事長

政岡憲理事長

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