TOYO TIREがBAJA 1000でサポート 参戦チームにオープンカントリー供給

2025年11月07日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは11月5日、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A.とともに、11月10~16日にかけて、メキシコのバハ・カリフォルニア半島で開催される第58回「SCORE BAJA 1000」に参戦する選手チームに対し、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、同レースでの活躍をサポートすると発表した。
 「SCORE World Desert Championship」の最終戦(全4戦)であるBAJA 1000は、山岳地帯や砂漠地帯などの起伏が多く変化に富んだ路面を昼夜通して走破することから、世界でも過酷なオフロードレースシリーズとして知られている。メキシコにあるバハ・カリフォルニア半島の都市エンセナーダを舞台に全長約854マイル(約1374km)のコースで構成されており、同コースを走破するためには、ドライバーの高度な運転技術とともに、タイヤにも優れた悪路走破性と耐久性が求められる。
 同社が供給する「OPEN COUNTRY」シリーズは、世界各地のオフロードレースへの参戦で培った経験をフィードバックし、開発を重ねてきた製品となる。荒れた路面をしっかり捉え、走行中の衝撃に対して高い耐久性を発揮するタフネス構造を生かし、これまで数々の勝利に貢献してきた。
 同レースでは、同社のサポート選手であるAlan Ampudia選手、Tavo Vildosola選手、Christopher Polvoorde選手が率いるそれぞれのチームの車両に「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューンアップした「OPEN COUNTRY M/TーR」を供給する。
 また、同社と戦略的パートナーシップを締結しているSUV・四輪駆動車用総合パーツメーカーのジャオスのレースチーム「TEAM JAOS」が今年度より投入するハイブリッド車「LEXUS GX 550h OVERTRAI」に「OPEN COUNTRY  R/T TRAIL」を供給する。
 なお、同シリーズの最上位クラスであるTrophy Truck部門では、Alan Ampudia選手が開幕戦から3連勝を飾っており、BAJA 1000の優勝とシリーズ完全制覇でのチャンピオン獲得が期待されている。
 「OPEN COUNTRY」シリーズの供給を通じて各選手チームの挑戦をサポートしていく。

左アランアンプディア選手、右チームジャオス

左アランアンプディア選手、右チームジャオス

アラン アンプディア選手

アラン アンプディア選手

オープンカントリー

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