豊田合成、生活困窮者を支援 フードバンク通じ食品寄付

2025年08月07日

ゴムタイムス社

 豊田合成は7月30日、社会福祉活動の一環として、従業員が家庭から持ち寄った食品をフードバンク団体の「NPO法人セカンドハーベスト名古屋」に寄贈したことを発表した。

 同社では、フードバンク活動を2017年から毎年継続しており、賞味期限が近づいた防災備蓄品や従業員の家庭で余っている食品を集め、困窮した世帯などに無償提供している。
 今回は、同社グループ会社を含む17拠点の従業員が持ち寄ったレトルト食品やペットボトル飲料など、2200点以上が集まった。寄贈した食品は愛知県、岐阜県、三重県の生活困窮世帯や子ども食堂などへ配られる。

 セカンドハーベスト名古屋の前川行弘理事長からは、「昨今の物価高騰の影響もあり、ここ数年で寄贈量が2割以上減少している。そんな中でたくさんのご支援をいただき、大変ありがたく思う」と感謝の言葉が贈られた。

セカンドハーベスト名古屋 前川理事長(左)に食品などを手渡す同社総務部長の佐藤真臣氏

セカンドハーベスト名古屋 前川理事長(左)に食品などを手渡す同社総務部長の佐藤真臣氏

依頼者へ送付する食品を箱詰めするセカンドハーベストのスタッフ

依頼者へ送付する食品を箱詰めするセカンドハーベストのスタッフ

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