横浜ゴムは7月23日、同社のグローバルフラッグシップタイヤブランド「アドバン」装着車が7月19~20日に開催された「全日本ダートトライアル選手権」の第6戦「2025年 東北ダートトライアル IN KIRIYANAI」において最高峰のD2クラスで優勝し、3年連続となるシリーズチャンピオンを獲得したことを発表した。
チャンピオンを獲得したのは「HKS ランサーエボリューション」を駆る田口勝彦選手となった。6月までに行われた計5戦のうち、優勝を3回、2位を2回獲得する圧倒的な強さを発揮。チャンピオンに王手をかけて挑んだ第6戦で今シーズン4勝目を飾り、2戦を残してシリーズチャンピオンを決めた。同社は一般ダートから硬質ダート用の「ADVAN A053」をはじめ、軟質路面用「ADVAN A031」や超硬質路面用「ADVAN A036」など幅広い路面に対応するタイヤラインアップに加え、レース競技での使用を前提に設計・開発し高い剛性と軽量性を両立したホイール「ADVAN Racing RCIII」を武器に勝利を支えた。
同社は2024~2026年度までの中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク」のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」、「ウィンタータイヤ」、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいる。その中で、モータースポーツ活動を「ADVAN」「GEOLANDAR」のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。





