豊田合成は6月23日、国際的な生物多様性の保全に関するイニシアチブであるTNFDの提言に基づいたフレームワークに沿って、事業活動が自然環境におよぼすリスク・機会と対応策を同社ウェブサイトで公開したと発表した。
また、TNFDのウェブサイトで情報開示の意思を表明する企業(TNFD Adopter)として登録し、今後、自然環境に配慮した事業活動に関する情報開示の透明性向上を推進していく。
同社では、カーボンニュートラル(CN)、サーキュラーエコノミー(CE)、ネイチャーポジティブ(NP)の3分野を軸に様々な活動を推進している。その中でも、NPを目指した主な取り組みとして、ビオトープの設置や自治体と連携した里山づくりを通じた保全活動、水の使用量削減による水資源への負荷低減などを推進している。
今後も同社は、TNFDのフレームワークを活用しながら、自然環境に配慮した事業活動を実践し、社会と環境の調和に貢献していく。
2025年06月26日