日本自動車タイヤ協会は6月24日、「4月8日タイヤの日」にちなむ活動の一環として、4月4日から6月12日にかけて全国7ヵ所でタイヤ点検等によるPR活動を実施したと発表した。
今回タイヤの点検を行った車両は、乗用車系が86台、貨物系が8台の合計94台となっている。
タイヤの整備不良車両は、点検台数94台中26台(不良率は28%)となっている。
いずれの車種も「空気圧不足」が1位(乗用車系22%、貨物系38%)となっている。空気圧不足は、自動車燃費に悪影響を及ぼすばかりではなく、安全走行にも影響する。このため、空気圧が不足していた場合には、その場で空気を補充しつつ、ドライバーに対しては、日常点検(空気圧管理)の励行を呼びかけた。
主なタイヤ整備不良の項目別内訳は、タイヤ溝不足、偏摩耗、釘・異物踏みの件数は0件、不良率は0%、外傷は乗用車系で2件、不良率2%、空気圧不足は乗用車系19件、不良率22%、貨物系で3件、不良率38%、その他は乗用車系3件、不良率4%となっている。
実施日時、実施場所は、4月8日10時30分~11時30分道央自動車道輪厚PA・上り線、4月5日10時~11時30分東北自動車道蓮田SA・上り線、4月8日13時~15時京都縦貫自動車道京丹波PA、5月23日10時~12時名神高速道路吹田SA・上り線、4月4日9時45分~11時15分九州自動車道古賀SA・下り線、4月10日10時~11時山陽自動車道宮島SA・下り線、6月12日11時~12時九州自動車道桜島SA・下り線となる。
主な点検項目と基準は、タイヤ溝不足(乗用車用1・6mm未満、小形トラック用2・4mm未満)、偏摩耗(両肩摩耗・肩落ち摩耗等)、外傷(釘・異物踏み・カット等)、空気圧不足(指定空気圧未満)、その他(クラック、バルブコア不良等)となる。
2025年06月26日