三菱ケミカルの子会社であるMUアイオニックソリューションズは5月15日、新エネルギー分野の革新的技術における世界的なリーダーであるContemporary Amperex Technologyと、同社が保有するリチウムイオン二次電池の関連特許について、ライセンス契約を締結したことを発表した。
同社は、正極材と電解液の界面作用に着目して検討を重ねてきた結果、ジフルオロリン酸塩による正極界面制御技術(MP1 Technology)の開発に成功し、本技術に関連する多数の特許を保有している。
このたび、同社はCATLへMP1 Technologyに関連する特許をライセンスすることに合意し、契約を締結した。本契約締結により、MP1 Technologyの採用がさらに広がり、電気自動車をはじめとする電動車(xEV)普及の加速に貢献していくとしている。