住友理工がアスリート従業員初採用 女子ラグビー大内田選手が入社

2025年04月03日

ゴムタイムス社

 住友理工は4月1日、国内女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」へ入団する大内田夏月(おおうちだなつき)選手を、4月1日付けで採用したことを発表した。なお、同社グループとして、初のアスリート従業員の入社となる。

 大内田選手は、女子ラグビーにおいて、2023年に全国大会での優勝経験や、日本代表候補に選ばれるなど、国内外の舞台に向けた挑戦を続けており、今後の活躍が大いに期待されるアスリート。大内田選手は、アスリートとして競技練習に励む一方、同社の従業員として、地域活性化や社会貢献、健康経営に関する取り組みにも携わる。

 同社グループは、「従業員の多様性、人格、個性を尊重し、活力溢れる企業風土を醸成」を経営理念の1つに掲げ、誰もが成長できる職場環境づくりを目指し、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進している。多様な価値観や経験を持つ人材の採用が、新たな価値創造につながると考え、大内田選手を迎えることを決定した。これにより、職場の活性化や組織の多様性を促進するとともに、スポーツを通じた地域社会の発展にも一層貢献していく。同社は、生産拠点のある三重県を本拠地とする女子ラグビーチーム「PEARLS」を2023年から支援しており、今回の採用を契機に、地域社会との連携を一段と強化し、スポーツを通じた豊かな地域社会の実現に向けて取り組んでいく。

 同社グループ経営ビジョン「2029年 住友理工グループVision」では、「未来を開拓する人・仲間づくり」を方向性の1つとしている。その一環として、アスリートの果敢に挑む姿勢が従業員の意欲を高め、成長を後押しすると考えている。大内田選手のさらなる活躍を支援するとともに、グループ一丸となって共に挑戦を続け、今後も社会課題の解決に向けた技術・製品を創出していくとしている。

大内田夏月選手

大内田夏月選手

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー