横浜ゴムは3月31日、4月8日の「タイヤの日」に合わせてタイヤ安全啓発活動を実施することを発表した。実施期間は4月4~13日まで。本活動はタイヤの定期点検やエコドライブに対する意識を高めることを目的に2009年から実施している。今年は店舗でのタイヤ無料安全点検やウェブサイトでの情報発信を行う。
タイヤ無料安全点検は全国各地に展開するタイヤ販売店「タイヤガーデン」のうち全93店舗で実施。点検した顧客には各店舗先着40名に同社のイメージキャラクターの吉岡里帆さんが描かれたクリアファイルをプレゼントする。また、3月28日からタイヤサイトに特設ページを開設して空気圧低下によるタイヤへの影響のほか、点検の内容や実施店舗の詳細を紹介している。
JAF(日本自動車連盟)が2023年4月~2024年3月を対象に実施した調査では、一般道路における出動要請の約5件に1件がタイヤのトラブルとなっている。また、高速道路上の出動理由ではタイヤのトラブルが全体の約40%を占め、タイヤの負荷が大きい高速道路でバースト(破裂)が多いのが特徴。同社はタイヤメーカーの重要な責務として継続的な安全啓発活動を実施している。