三菱ケミ、植物由来のPCD ローソンの内装塗料に採用

2024年05月10日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルグループは5月9日、植物由来のポリカーボネートジオール「BENEBiOL(ベネビオール)」が、2024年4月11日に青森県青森市にオープンした「ローソン青森中央高校前店」の内装仕上げ用塗料に採用されたと発表した。
 ベネビオール(PCD)を原料とする塗料がローソンの店舗に採用されたのは「ローソン帯広西 21 条南四丁目店」に続いてこれが2回目となる。
 今回オープンした「ローソン青森中央高校前店」では、CO2排出量の削減と地域活性化を目的に、店内の壁や天井・軒天部分に青森県産の木材を使用しており、その仕上げ用塗料としてベネビオールを原料とする塗料が採用された。同塗料は木材に柔らかであたたかみのある質感を与えている。
 ベネビオールは世界に先駆けて同社グループが開発した植物由来のポリカーボネートジオールで、主にポリウレタン樹脂の主原料として使用している。「世の中にない画期的な製品を開発し、お客様に付加価値を提供する」というコンセプトで試行錯誤を重ね、植物由来の原料からまったく新しい化学構造を持つポリカーボネートジオールを開発した。
 ベネビオールは最大93%のバイオベース度を有するだけでなく、従来の石油由来の製品よりも耐久性や耐薬品性などに優れている。自動車、家具、アウトドア用品向けの塗料・コーティング剤、合成皮革、人工皮革などに採用している。
 同社グループは、木材を利用した建築物向けに植物由来のベネビオールを展開することで、塗料・建築業界の脱炭素実現に貢献していく。

ローソン青森中央高校前店

ローソン青森中央高校前店

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