ダイセルの新規投与デバイス 東京医科歯科大教授が講演

2024年04月12日

ゴムタイムス社

 ダイセルは4月11日、World Vaccine Congress2024にて、2024 年 4 月 4 日に、東京医科歯科大学先端ナノ医工学分野内田智士教授が、同社が開発した動物実験用新規投与デバイス「アクトランザラボ」を用いた研究成果について講演したと発表した。
 この講演では、動物実験において、ナノ粒子が必要とされてきたmRNAワクチンを、同社のデバイスを用いて裸のまま投与することで免疫を誘導できることが報告された。
 この内田先生が研究しているmRNAワクチンは、LNP (lipid nanoparticle 脂質ナノ粒子)を用いて投与することが不可欠とされてきた常識を覆すワクチンとして期待されている。
 同研究は日本医療研究開発機構(AMED)先進的研究開発戦略センター(SCARDA)の研究課題に採択され、現在2026年の臨床試験入りを予定しており、同社としてもヒト臨床用のデバイスを臨床試験に提供できるよう進めていく。
 この講演で発表された研究に関する詳細は、「Molecular Therapy」オンライン版(2024年4⽉3⽇付)に掲載されている。
 同社は今後も、ライフサイエンス分野全般、および医療機器関連事業の拡大に向けた取り組みを加速していく。

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