サステナブルなレースも支援 ブリヂストン、MS活動を発表

2024年03月07日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月7日、2024年のモータースポーツ活動計画を発表した。今年も4輪レースでは「POTENZA」ブランド、2輪レースでは「BATTLAX」ブランドのタイヤを中心に、トップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、モータースポーツ文化の発展を支えるため、国内外の様々なモータースポーツをサポートする。
 トップカテゴリーレースでは、国内では4輪レースの「SUPER GT」や2輪の「全日本ロードレース選手権」、海外では当社グループが「Firestone」ブランドのタイヤをワンメイクで供給する北米の「NTT INDYCAR SERIES」や世界最高峰の2輪耐久レースである「FIM世界耐久選手権(EWC)」などにタイヤを供給する。またモトクロスのトップカテゴリーである「全日本モトクロス選手権」にもタイヤを供給する。
 アマチュアドライバーも参戦できるカテゴリーでは、「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZCup」や「全日本ジムカーナ選手権」「マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー」、また今年より入門者向けラリー競技「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」などにもタイヤを供給。「スーパー耐久シリーズ」 では「Empowered by BRIDGESTONE」のタイトルのもと、オフィシャルタイヤサプライヤーとしてタイヤを供給しレースをサポートする。
 さらに、サステナブルなモータースポーツ活動として、一般ドライバーがEV・FCVといったゼロエミッション車のみで参加し電費効率を競うラリー競技「Bridgestone FIA ecoRally Cup」を、引き続きタイトルスポンサーとしてサポートし、「ENLITEN」技術の価値を訴求する。同活動を通じて、モータースポーツの国際的な発展に貢献するとともに、カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現も支えていく。
 また、モータースポーツ文化を支える活動として、プロドライバーによるeモータースポーツのレッスンを提供する「Bridgestone eMotorsport Institute」および初めてサーキットを走る初心者の方に向けた参加型走行イベント「POTENZA Circuit Challenge(PCC)」も昨年より継続・強化し、モータースポーツファンの裾野をさらに広げていく。

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