避妊具の国内売上は2桁増 相模ゴムの4~12月期

2024年02月15日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の24年3月期第3四半期連結決算は、売上高が48億1900万円で前年同期比7・6%増 、 営業利益は3億7900万円で同41・5%減、経常利益は5億1800万円で同58・1%減、四半期純利益は2億3500万円で同74・9%減となった。
 ヘルスケア事業の売上高は36億9700万円で同10・6%増 、営業利益は7億1200万円で同24・9%減となった。ヘルスケア事業は国内ではラテックス製コンドーム及びポリウレタン製コンドームともに売上高は2桁成長した。輪出ではラテックス製コンドームは続伸するものの、ポリウレタン製コンドームは前期並みの売上高を維持し、総じてラテックス製コンドーム及びポリウレタン製コンドームともに売上高は伸長している。ただ、依然としてマレーシア生産子会社の原材料・エネルギーの高止まりや円安等により収益は圧迫されている。  プラスチック製品事業の売上高は9億5000万円で同1・7%減、営業利益は4000万円で(前年同期は6000万円の損失)となった。同事業は原油価格の高止 まりの中 、 数 量は減少したものの、採算を重視した売価への転嫁により前期に比べて低調であるが収益は回復した。

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