合成ゴム関連は増収 大阪ソーダの4~12月期

2024年02月13日

ゴムタイムス社

 大阪ソーダの24年3月期第3四半期業績は、売上高が702億1500万円と前年同期比9・6%減、営業利益は75億9900万円で同45・5%減、経常利益は85億9400万円で同42・5%減、四半期純利益は52億9500万円で同48・8%減となった。
 機能化学品の売上高は213億9700万円で同6・3%減。合成ゴム関連では、エピクロルヒドリンゴムは自動車生産台数の回復に伴い、売上高は増加した。アクリルゴムは国内外で新規採用が進んだため、売上高は増加した。
 ダップ樹脂は、UVインキ用途向けでは中国で新規需要を獲得し販売数量は増加したが、絶縁ワニス用途向けの需要低迷等で売上高は減少した。アリルエーテル類は、欧米および中国で塗料用途を中心としたシランカップリング剤向けの需要低下に加え、市況の軟化で売上高は減少した。
 24年3月期通期業績予想は、売上高1050億円で前期比0・8%増、営業利益100億円で同35・7%減、経常利益111億円で同35・3%減、当期純利益75億円で同29・1%減を見込んでいる。

関連キーワード: ··

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー