精密機器は減収減益 不二ラテックスの4~12月期

2024年02月09日

ゴムタイムス社

 不二ラテックスの24年3月期第3四半期連結決算は、売上高が57億2100万円で前年同期比7・4%減、営業利益は3億7600万円で同34・2%減、経常利益は3億5900万円で同35・1%減、四半期純利益は2億5700万円で同34・0%減となった。
 セグメントのうち、医療機器事業の売上高は18億100万円で同0・3%増、セグメント利益は1900万円(前年同期は7300万円の損失)。
 主力のコンドーム事業は国内では製品絞り込みにより前期比減収、海外向けは出荷調整などによる減収となったが、新素材コンドームSKYNをはじめ、ヘルスケア商品群が概ね好調に推移した。また、メディカル製品は前期比で増収を確保した。利益面では不採算製品の見直し、生産歩留まりの向上、販売費節減への継続的な取り組みの結果、利益改善に大きな成果がみられ、セグメント利益が5期ぶりに黒字化した。
 精密機器事業の売上高は31億3400万円で同18・8%減、セグメント利益は6億5200万円で同28・5%減。
 精密機器事業は、一般産業機械市場の需要回復に力強さが見られず、欧州市場の回復の遅れや中国市場の減速など海外市場の動向に売上が大きく影響を受けた。利益面では売上減少に伴う減益に加えて、労務費の増加や原材料費の上昇による利益圧迫要因が大きく、コスト増部分の価格転嫁や赤字取引条件の見直しなど利益重視の運営に注力していくことにより、原価率を一定の水準内にコントロールするよう努めたが、販売製品構成比の変化が利益下押し要因となった。
 24年3月期通期連結予想は前回公表からの修正はなく、売上高は81億円で同0・2%増、営業利益は6億6700万円で同12・3%減、経常利益は5億8600万円で同19・7%減、当期純利益は3億9500万円で同23・6%減を見込んでいる。

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